中国の国営メディアは、より幅広い種類の航空機を甲板からカタパルトで打ち上げることができる次世代の発射軌道を含む、これまでで最も先進的な空母の新しい画像を公開した。
2022年6月に初めて公開された「福建」は、すべて国内で設計・建造された。
2019年に就役した「山東」や1998年にウクライナから中古で購入し、国内で改装した「遼寧」よりも大きく、技術的にも進んでいる。
火曜日深夜の国営テレビでは、福建省が小型の船に曳航され、電磁カタパルト・システムの3つの軌道がすべて甲板上に見える様子が映し出された。
新年は一分一秒を大切にし、決意をもって働き、一刻も早く戦闘態勢に入れるよう努力する」と国営テレビは福建省の将校の発言を引用した。
福建省は、一部の観測筋が2023年までに実施されると予想していた海上試験に先立ち、係留テストを含む試験を行っている。
中国国営紙『環球時報』によると、同空母は11月に電磁カタパルトシステムの発射試験を開始した。
米海軍が開発中の新型原子力空母であるフォード級空母を除けば、福建省は最新の電磁式航空機発射システム(EMALS)を搭載した世界で唯一の空母となる。
中国版EMALSは、山東や遼寧よりも多くの種類の航空機を発艦させることができ、信頼性とエネルギー効率も向上する。
習近平国家主席は、2027年の人民解放軍(PLA)創設100周年に向けて、戦闘準備態勢の強化と技術の進歩を繰り返し呼びかけている。
一部の米軍高官は以前、中国はその年までに台湾の軍事占領を開始するだろうと述べていた。
1月13日の総統選挙と国会議員選挙を前に、台湾は、中国が台湾海峡と民主的に統治されている島の周辺で日常的な軍事活動を続けていると報告している。
中国の戦闘機も時折、海峡の中央線を越えている。以前は非公式な障壁として機能していたが、北京はそれを認めていないという。
引用元:Daily Mail