ドナルド・トランプ前大統領は、他のどの年齢層よりも若い有権者に人気がある
ハーバード大学CAPS-Harrisの最近の調査によると、トランプ氏が大統領として行った仕事を支持する有権者は57%、不支持は41%だった。
その支持率を年齢層別に見ると、Z世代(現在18歳から24歳までの世代)の有権者の64%がトランプ大統領の仕事を支持している。
ニューズウィーク誌が報じている。
しかし、この結果は、ジョー・バイデン大統領の再選への希望にとって、また新たな警告のサインとなるかもしれない。ピュー・リサーチ・センターの分析によると、2020年、バイデン氏の勝利には若い有権者の力が不可欠で、Z世代とミレニアル世代は、記録的な投票率で約20ポイントの差をつけてトランプ氏よりバイデン氏を支持した。
ハーバード・CAPS・ハリスの調査でトランプ大統領の支持率が2番目に高かった年齢層は、55歳から64歳の回答者(60%)、次いで25歳から34歳、35歳から44歳の回答者(いずれも58%)だった。
アクシオス・ジェネレーション・ラボが月曜日に発表した別の世論調査でも、18歳から34歳の有権者がバイデンを選んだ割合は52%、トランプを選んだ割合は48%と、バイデンがトランプよりわずかに支持されているに過ぎない。
アクシオスのレポートによると、バイデンが若い有権者から支持されていない要因のひとつは、彼のイスラエル支持の強さだという。トランプ氏はこの地域については微妙な立場をとっており、自分がまだ大統領であったなら和平が成立していただろうと繰り返し述べている。
民主党は伝統的に若年層の票を当てにしてきたが、時代は変わりつつあるのかもしれない。