トランプ氏は南部国境で会談
米国国境警備隊労働組合は、ジョー・バイデン大統領が、彼の監視下で混沌としてきた南西部国境への訪問を「少なすぎる、遅すぎる」と批判している。
バイデン大統領は、ドナルド・トランプ前大統領が同国を訪問するのと同じ日に訪問する予定である。
テキサス・トリビューン紙によると、バイデンはテキサス州ブラウンズビルを訪問し、トランプはイーグルパスを訪問する予定だという。先週、トランプ大統領が国境を訪問するとの報道があった後、ホワイトハウスは月曜日にバイデン氏の訪問を確認した。
「バイデンの訪問は、就任後3年間で、米国36州の人口を上回る720万人以上の不法移民が米国に押し寄せたことを受けてのことだ」とDaily Wireは指摘する。不法移民の大波は、バイデンがトランプ大統領の非常に効果的な取締り政策のほとんどすべてを排除した結果だと、共和党員や国境警備隊員は告発している。
「世論調査の結果、圧倒的多数のアメリカ人が国境で起きていることに不賛成であり、その原因をバイデンに求めているため、この問題はバイデンの再選に対する深刻な脅威となっている」とデイリー・ワイヤーは付け加え、さらにバイデンの性急な訪問は自暴自棄の臭いがすると指摘した。
トランプ陣営は声明の中で、バイデンの訪問は “土壇場でトランプ大統領を国境まで追いかけようとする不誠実な試み “だと述べている。
「ペテン師ジョー・バイデンが国境を訪れ、自らが作り出した危機を解決するのに3年もかかった。」バイデンのハンドラーたちは、問題を解決したいからではなく、バイデンが惨敗していることを知っているからだ。
報道では、バイデンは国境の混乱の責任を共和党になすりつけようとするだろう、と主張している。上院の超党派法案を支持することを拒否したため、毎日5,000人もの移民が入国することになった。それについて質問されたジョンソン下院議長は、共和党が支配する下院は昨年、厳しい移民取締り策を可決したが、上院のチャック・シューマー院内総務(民主党)は上院での採決を拒否していると述べた。
一方、国境警備隊の組合は、バイデンの訪問に関してFox News Digitalに声明を発表し、”危機はないと繰り返し述べた後では”、”少なすぎるし、遅すぎる “と述べた。
同組合はまた、バイデンが国境警備のために自分の権限でできることはすべてやったという主張を信じるなら、「いま国境を訪問する意味はないだろう」とも述べた。
「しかし、仮にバイデンが今さら適切な政策を打ち出したとしても、それは大統領の座を守ろうとしているに過ぎない。時間が迫っているときに利己的な行動をとることは、常にアメリカ人を不安にさせる。常識的に考えれば、レームダックとなったバイデンは、再選されれば国境開放政策に戻るだろう。
「バイデンは今、自分の保身のためだけに国境に行っている。国境警備は決して政治的なものであってはならず、常にこの偉大な国家とアメリカ国民の安全と安心のためのものであるべきだ。
バイデン政権は、国境取締りと移民のための合法的な手段を拡大する努力を組み合わせてきた。しかし、現在の米国の政策では、移民の亡命は到着方法に関係なく認められている。
一方、米国とメキシコの国境への移民の流入は、数十年にわたり最小限の更新しか行われてこなかった移民制度を圧倒している、とFox News Digitalは付け加えた。