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ジャック・スミス特別顧問のチームは、ドナルド・トランプ前大統領に対する機密文書事件で、法律で義務付けられている通りに証拠を提出した、と誤って主張したことを認めた。
先週、マール・ア・ラーゴの不動産管理人カルロス・デ・オリベイラ氏を、トランプ大統領と共謀して監視カメラの映像を削除した疑いで起訴する準備を進めていたところ、検察側は証拠となる映像が「処理されておらず、弁護側が閲覧できるように設定されたプラットフォームにアップロードされていない」ことを知った、とスミス特別弁護団は月曜の提出書類に記した。
「それゆえ、7月18日の公判で、政府が起訴前に入手した監視カメラの映像はすべて提出された、という政府の表現は間違っていた」とも検察側は述べている。
スミス氏のチームによると、政府が入手したすべての監視カメラの映像は、現在被告に渡されているという。
いわゆるブレイディ・ルールは、検察官が被告に有利な証拠や情報をすべて開示することを義務づけている。


トランプ氏は今週初め、フロリダの自宅でテープを削除したことを否定し、自発的に検察に渡したと述べた。彼は機密文書事件の37の容疑について無罪を主張したが、先週デ・オリベイラ氏が起訴に加わったことで、3つの容疑が追加された。
機密文書事件は、トランプ氏が火曜日に起訴された連邦選挙調査とは別のものである。
引用:Just The News