フォックス・ニュースの司会者ショーン・ハニティとのタウンホール形式のインタビューでの、ドナルド・トランプ大統領の明らかなジョークに、民主党とその盟友である企業メディアは正気を失っている。
インタビューの中でトランプ大統領は、2024年に2期目に再選された場合、”独裁者 “になり、”退任を拒否する “だろうと主張するリズ・チェイニーなどの批判者のコメントに反論した。
これに対してトランプは、民主党のジョー・バイデン大統領の失敗した政策を元に戻すための大統領令の束に署名する「初日」だけではあるが、「独裁者」になるだろうと冗談を言った。
The Hillによると、トランプ大統領の元顧問スティーブ・バノンは、トランプ大統領の敵やライバルに対して、第45代大統領を暴君になりそうな人物として攻撃するための材料を与えるような返答を引き出しやすい質問をしたハニティーを「バカ」だと非難した。
バノンは、「ハニティはトランプが再選されれば権威主義的な指導者になるという非難に対処する手助けをしたつもりかもしれないが、実際には、Foxニュースの司会者はトランプ批判者の術中にはまった」と主張している。
ハニティはトランプを助けるどころか、トランプの独裁的野心とされる党派的予測を強めた、とバノンは警告する。
火曜夜のアイオワ州でのタウンホール形式のイベントで、ハニティは、トランプ大統領が2期目になれば「権威主義的指導者」となり、政敵やライバルに対して「報復」を行うために「権力を乱用」するだろうというメディアの報道に言及した。
「もし大統領に再選されたら、権力を乱用したり、法律を破ったり、政府を使って人々を追い回したりする計画はありますか?」とハニティは尋ねた。
トランプはためらうことなく答え、バイデン政権と彼に対する複数の刑事起訴に言及していた。
Axiosによると、ハニティは後で再びこの話題に戻り、こう尋ねた。
「どんなことがあっても、誰かに報復するために権力を乱用することはないと、今夜アメリカに約束するのか?」
「初日を除いては」とトランプはジョークを飛ばし、大統領が就任式後に大統領令に署名する伝統に言及した。
「国境を閉鎖し、掘削、掘削、掘削」とトランプは付け加え、聴衆から喝采を浴びた。
ハニティがそのような行動は「報復」ではないと反論すると、トランプはフォックス・ニュースの司会者をあざ笑うかのように、聴衆に向かって繰り返した。
「独裁者になるつもりはないだろう?」
「私は『いやいや、初日以外は』と言った。」
「国境を閉鎖し、掘削、掘削、掘削だ。」
「それ以降は独裁者ではない」とジョークを飛ばした。
Hannity asks Trump for a second time if he has plans to abuse power. Trump admits he plans to do some dictatorial things on "day one" of his second term. pic.twitter.com/51b9I8bIJ7
— Aaron Rupar (@atrupar) December 6, 2023
民主党とメディアはもちろん、トランプ前大統領の「独裁者」発言をめぐって恐怖政治批判に走った。
『Mediaite』は、このメディア騒動が、水曜日の自身のポッドキャスト『War Room』で、トランプ元顧問のスティーブ・バノンがハニティを厳しく叱責することにつながったと報じている。
バノンはまず、フォックス・ニュースを所有するマードック一族を “マヌケ “だと非難した。
そしてバノンは、「ショーン・ハニティは昨夜、実際にトランプを助けているつもりだった。『質問させてください、あなたは独裁者になるのですか?』とね。」
その質問の非常識さに、トランプも聴衆もハニティに罵声を浴びせていたという。
「ところでショーン、彼らはあなたを笑っているよ」とバノンは指摘した。
「もちろん、トランプは独裁者ではない。ばかげた話だ。」
バノンはさらに、リベラルメディアにビデオクリップを使わせるような質問をしたハニティは “バカ “だと断言した。
「バカの相手をしている暇はないんだ。」
「これは戦争なんだ。これは戦争なんだ。」
「マードックと左翼のために水を運ぶな。」
「どれだけ頭が悪いんだ?」
「これが現実だ。これは現実だ。」
「2500万ドルの契約なんてどうでもいい。」
「これは戦争なんだ。」
引用元:Slay News